2024年10月1日、日本は新たな政治の幕開けを迎えました。岸田文雄氏が首相として最後の日を迎え、石破茂氏が新たに首相に就任しました。この日、岸田氏は首相としての最後の公式行事をこなし、その後、石破氏が首相としての第一歩を踏み出しました。
岸田文雄氏の最後の公務
岸田文雄氏は8時56分、首相公邸から官邸へと移動し、9時2分から最後の閣議に出席しました。その後、9時24分には内閣の閣僚たちと記念撮影を行い、12時32分には官邸玄関ホールで職員から見送りを受け、花束を手にする姿が印象的でした。
12時35分、国会に向かい、午後1時27分には衆議院本会議に出席。これが首相としての最後の国会出席となりました。
石破茂氏の新たな挑戦
午後2時18分、石破茂氏は岸田文雄前首相と会談。14時からは、額賀福志郎氏や海江田万里氏らと衆議院での挨拶回りを行い、続いて参議院でも同様に挨拶を行いました。
その後、16時10分からは公明党代表の石井啓一氏らとの与党党首会談を実施。18時には組閣本部を設置し、30分には新閣僚を招集しました。17時42分には皇居で内奏と首相親任式、閣僚認証式が行われ、正式に石破茂内閣がスタートしました。
首相としての初日
新首相としての初記者会見は21時から行われ、その後各閣僚への補職辞令交付が続きました。初閣議は22時11分から行われ、引き続き閣僚との記念撮影や首相補佐官らへの辞令交付、記念撮影が夜遅くまで続きました。
最終的に、石破氏は23時30分に赤坂の衆院議員宿舎に戻り、この長い一日を終えました。新しい内閣のスタートにより、今後どのような政策が打ち出されるのか、注目が集まります。
岸田内閣はここに幕を閉じ、石破内閣が正式に発足しました。今後の政権運営に期待がかかる中、日本の政治は新たな局面を迎えます。
出典:1日 - 日本経済新聞
〔岸田文雄氏〕
▽8時56分 公邸から官邸。
▽9時2分 閣議。24分 岸田内閣の閣僚と記念撮影。
▽12時32分 官邸玄関ホールで職員らから見送り。花束受け取り。報道各社のインタビュー。35分 国会。
▽13時27分 衆院本会議。
〔石破茂氏〕
▽14時18分 岸田文雄前首相。
▽15時14分 衆院の額賀、海江田正副議長、浜田議院運営委員長、与野党各会派にあいさつ回り。森山幹事長、坂本国対委員長同行。34分 参院の尾辻、長浜正副議長、牧野議院運営委員長、与野党各会派にあいさつ回り。松山参院幹事長、石井参院国対委員長同行。57分 官邸。
▽16時10分 石井啓一公明党代表と与党党首会談。林官房長官、幹事長、西田実仁公明党幹事長同席。18分 組閣本部設置。30分 新閣僚の呼び込み。
▽17時42分 皇居。内奏、首相親任式、閣僚認証式。
▽20時28分 官邸。
▽21時 記者会見。53分 各閣僚に補職辞令交付。